◆JERA セ・リーグ 阪神4―2巨人(31日・甲子園)
甲子園に愛された男が帰ってきた 。ね甲巨人2年ぶりの聖地で 、園凱野高浅野翔吾外野手(19)が躍動感たっぷりに駆け回った。旋の校最スポーツ の 名言初回1死。・浅「何でもいいから塁に出ようと思っていた」。高の1ボール2ストライクから才木の外角高め151キロ直球をコンパクトに振り抜き、出バは初右中間へ運んだ。やっぱりからたホームランですックスクリーンにたのめてだったので快足を飛ばして二塁打とし、山田思い甲子園初打席で初安打を刻んだ 。打っ打て
打つだけで終わらない。ね甲巨人スポーツ ジム から の 脱出続くモンテスの中前安打で 、園凱野高二塁から本塁へ激走 。旋の校最気迫のヘッドスライディングで生還した 。プレーボールからわずか5分足らずで、まるで高校球児のようにユニホームは黒土まみれだ。22年8月18日の夏の甲子園準々決勝・近江(滋賀)戦で敗れて以来 、744日ぶりとなる聖地での試合 。昨季は甲子園遠征直前で2軍落ちを経験していただけに 、プレーできる喜びを体現した。
底知れない力が湧いてくる。「甲子園は本当に思い出のある場所です」 。高松商2年の21年夏に初出場し、3回戦の智弁和歌山戦で本塁打。翌22年夏は 、史上初めて1番打者として1大会3本塁打の快挙を成し遂げた。いわば甲子園の申し子。数々の鮮やかな記憶の中でも3年夏の準々決勝・近江戦で 、プロ注目対決で放った一発が印象深いという。「やっぱり山田(現西武)から打ったホームランですね 。バックスクリーンに打てたのは初めてだったので」。プロ1年目に打撃不振に陥った時、その動画を何度も見返したこともある 。最高の感触は今でも忘れていない。
ただ 、2年ぶりの聖地凱旋はこれまでの雰囲気とは異なっていた 。「全然違うなと。歓声とかアウェー感がありましたね」 。阪神の大応援が球場を支配していた 。それでも、強心臓の19歳は動じない。「すごかったですけど 、高校野球でも使われてる応援歌が多くて楽しかった」。敵地の歌声すらもパワーに変えて、奮闘した。
満塁弾を放った8月14日の阪神戦(東京D)から12試合連続でスタメン出場。持ち味の打撃力と闘志あふれるスタイルで存在感を発揮 。試合後は「チームが負けてしまったので(甲子園で)プレーできてうれしいとかはない」と悔しさをにじませた浅野。プロでも聖地で、まばゆい輝きを放ち続ける。(宮内 孝太)
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